ひとつの気づきが、身体を軽くする

生徒さんから「今が自分史上最高の身体」という言葉を聞きました。
その言葉の奥には、小さな気づきの積み重ねがあります。

プランクのときに、腕が重く感じることがあり、
手で床を押す力が肩で止まってしまっていることに気づかれました。

腕の動きの観察

腕を気をつけのように体側に閉じる時に、肘から内に閉じるクセがあるようです。
肘が先に動くクセがあると、肩甲骨が動かず、 腕だけで支える形になってしまいます。

生徒さんの身体の中では、こんなことが起きています。

本来は  
手で床を押す → 上腕(二の腕)が外に回る →

肩甲骨が広がる → 背中が支える → 体幹につながる

という流れ

でも今は…

  • 肘が先に動くクセ
  • 上腕が内にねじれる
  • 肩甲骨が固まる
  • 肩でストップしてしまう
  • → その先(背中・体幹)に力が伝わらない

つまり、 腕の力が肩で“行き止まり”になっている状態 です。

日常の動きにも静かに影響しています。
荷物を持つときや、スマホを使うときなど、 肘が先に動くことで肩が固まり、
腕に負担が集まりやすくなるのです。

肘から閉じないようにするにはどうすればいいのか?


答えは、肘をどうにかしようとしないこと。 ( ̄∇ ̄)

肘を直接コントロールしようとすると、 逆に肘だけが頑張ってしまうからです。

なのでレッスンの中でも腕をブラ~ンとする脱力の動きを取り入れました。

ただ、ポジションの確認のために下記のことをしました。

肘から閉じないようにするには、 肘より“上”を整えることが鍵になります。

座った状態で、まず胸をふわっと広げる。
反らすのではなく、胸の奥に空気が入るように広げると、
肩先の自由度が解放され、 猫背のときよりも上腕の付け根が自然に外へ広がっていきます。

その状態で、肘を軽く曲げて、肘をそっと床方向へ向ける。
すると、二の腕・前腕・手が一直線に並び、 肘が内に寄るクセがふっとほどけていきます。
特に胸を広げておくことが大事です。

ひとつの気づきが、次の変化の入口になります。

身体はつながっていて、 今日の小さな発見が、日常の身体の使い方にも広がっていく。

ポーズの違和感から身体のクセに気づいた、そんな時間でした。

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